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ブラジル国旗


ブラジルの国旗の緑色は森林資源と農業
黄色は鉱物資源(イッペの木の黄色の説もある)
青は天体を表しているということです。
青い円は共和制が樹立された日である
1889年11月15日の朝(8:30)のリオデジャネイロの
空を表しているそうです。
27個の星はブラジル連邦共和国を構成する26州と
1連邦直轄区を表しているそうです。
白い線は黄道を表し、書かれている文字は
哲学者オーギュスト・コントの言葉である
「秩序と進歩」がポルトガル語で書かれています。
7番の一番小さな星は南極星でブラジリアを中心とする
連邦直轄区を4番はパラ州を表しているということです。
(フリー百科事典による)

イッペの木

イッペ(ipe) の木
学名はTabebuia Ochracea といって
ブラジルの最もポピュラーな木です。
色は地域によって黄色・ピンク・白と有ります。
黄色はブラジルの国花となっていて、
国旗の中で緑色は森林、黄色は金と鉱物資源を表している
ということですが、黄色はイッペの木の色という説も有ります。
ノウゼンカズラ科の落葉広葉樹で10メートル~20メートルになります。
イッペの皮を煎じて飲むと健康に良いらしいですが、定かではありません。

ガリンペイロ

ガリンペイロとは?
ブリタニカ国際大百科事典によると
「おもにブラジル北部のアマゾニア地方で金を採掘している人のことで、
現在およそ20万人いると推定されている。1980年頃から始まった金ブーム
のためで、砂金を土砂から分離する過程で用いられる水銀の人体への影響、
及び周辺河川の水質汚濁や食物連鎖を通じた二次汚染が深刻化している。
また、アマゾン奥地の先住民の生活にも直接、間接の影響が出ている。」
と有ります。ガリンペイロというのはブラジル語のポルトガル語です。
ブラジルでは金だけではなくダイアモンドや宝石などの鉱物の探鉱者や
採掘に従事する鉱夫のこともこう呼んでいます。
鉱物や宝石の採掘現場で働くチームは、その採掘規模にもよるが、
大体10~15人位の編成である。
その中の一人、現場を監督する班長が指示や命令を行い、採掘された
鉱物、宝石を保管し、鉱山オーナーへ届ける。
現場監督とオーナーの関係はほとんどが同家族か身内で構成されている。