アーカイブ

水晶って・・・

水晶は色々な分野で使われているため、
天然水晶・合成水晶(練り水晶)・ガラスと
見た目は同じでも本当は違う・・・物が沢山出回っています。

天然水晶:(ロッククリスタル)
       採掘された原石そのままの鉱物。
       クラスター・原石を磨いて作った水晶角柱・丸玉等が
       有りますが、インクルージョンが多いものが多く、
       インクルージョンが少なく・さらに透明度・色の曇りの
       無さ(純な透明感)が加わると大変高価なものになります。
                鑑別証には「ロッククリスタル」と表記されます。
合成水晶:(練り水晶)
       石英を粉にして高温で溶かし、再度結晶化させたもの。
       人工的に水晶を成長させるのですが、天然との違いの
       判別は専門家でも難しいようです。
       用途のほとんどは水晶振動子用だそうです。
       せきえいガラスともいわれ、ガラスよりも耐熱性がある
       ので、理化学器具としてよく使われるそうです。
       インクルージョンが全く無く綺麗なので、これを磨いて
       作った水晶角柱・丸玉等が沢山出回っています。 
       鑑別証には「天然水晶」と表記されます。

自然のインクルージョンの入った、天然水晶のとても綺麗な置物を
ご覧下さい。自然に出来た薄い裂け目状の割れ目にあたった光線
の反射作用で虹が見られます。
大きさは 高さ4cm×幅7.5cm×厚み4.8cmです

       
       

石ふしぎ大発見展<第18回大阪ショー>

世界中から”石”が大集合!!
  美麗な鉱物の結晶・はるか太古の生物の化石・貴石を加工した製品
  などがあふれています。
  宇宙のはるか彼方から飛来した隕石・資源として注目されている
  レアアースの鉱石等もあります!地球の営みに触れる3日間です。

  益富地学会館初代理事長 益富壽之助は
  「人々が鉱物・化石・岩石などの神秘に満ちた大自然に触れ、
  石の不思議な世界を解き明かす’研究精神’を持つこと」の大切さ
  を折に触れ強く主張していました。
  その出発点は様々な石を見て、実際に標本に触れる体験を通じて
  「石の不思議」を知ることにあります。当展示会は石の魅力・楽しさ・
  重要性を一般に普及し、趣味の輪を広げ且つ地学研究を志す仲間
  を育てることを開催の目的としています。
  
日 時  2012(H24年)4月28日(土)~4月30日(月・祝)
開 場  大阪天満橋 OMM(大阪マーチャンダイズ・マート)2F
入場料  無料
内 容  特別展示・学術講演・イベント
      各種鉱物・化石・銘石・貴石およびその関連物の展示・販売
主 催  石ふしぎ大発見展実行委員会(益富地学館内)
後 援  日本経済新聞社・㈱白川書院・日本地学研究会

http://www.mineralshow.jp/index.html